愛知県名古屋市金山の公認会計士・税理士なら山田会計事務所愛知県名古屋市金山の公認会計士・税理士なら山田会計事務所の「弥生会計からクラウド会計ソフトfreeeに移行する場合の注意点その2」のページです。

tel.052-339-2870 (平日9:00~18:00)
お問い合わせ

コラム・ニュース
COLUMN / NEWS

弥生会計からクラウド会計ソフトfreeeに移行する場合の注意点その2

COLUMN
2019.04.16

従来型の伝票入力は想定されていないことに戸惑う

連続取引登録の画面をみると振替伝票として登録できそうな画面にみえます。しかしながら、この画面では「口座」に関する取引しか登録できません。したがって「口座」を介さない取引は「決算」⇒「振替伝票」で入力することが出来ます。ただ、振替伝票では売掛・買掛レポートには反映されませんので、freeeでは振替伝票を使ってあらゆる仕訳を入力するようには想定されておりません。伝票入力に慣れている方にとっては振替伝票は極力せずに、通帳・クレジットカードなどの自動同期、エクセルシート入力からの取り込みを主体にソフト入力する必要がるという発想のコペルニクス的転回が必要になります。

未決済と決済完了を意識する

freeeの場合、取引入力時に未決済か、何の決済かについて意識する必要があります。一般的な複式簿記ではそれほど仕訳作成時にその取引が未決算か決済完了かを意識することはないと思います。全くないというわけではないのですが、、勘定科目の選択時に未払だったら買掛金・未払金・未払費用など勘定科目自体で未払いとなる科目を選んで処理していると思います。このあたりは簿記のルールを知らなくても自動的に勘定科目が割り振れるようにしているfreeeの特徴的なところかと思います。

freeeの請求書機能や人事労務freeeを使うととても便利

freeeでは極力手入力をさせないようにしていますので、先ほどの入力用の振替伝票という会計ソフトのマストアイテムもほとんど重要視されていません。ただ、その分なるべく手入力をせずに他で入力したデータを引っ張ってきて楽しようという発想で作られていますので、なるべくデータを自動で連携できるようにしておかないとfreeeを使うよさが感じられないと思います。そういった意味では、特に会計freeeに最初からついてくる機能である請求書作成機能を使うことをおススメします。freeeで請求書作成から使っていくと売上計上の仕訳は自動生成されますのでとても便利です。別途エクセルなどで請求書を作っていた場合、さらに改めて売上の仕訳作成のための入力が必要となりますので、それでは、freeeの良さが感じられないと思います。
また、人事労務freeeについても同様のことがいえます。人事労務freeeで給与明細を確定すると、給与の仕訳が会計freeeで自動生成されます。改めて、給与の仕訳を手入力する必要がなくなります。

まとめ

実際のところ、freeeは手入力には向かないソフト、というよりは手入力してはいけないソフトといえます。クラウド会計というのはそもそも外部サーバーにあるデータをネットを介して登録するわけですからデータ入力後、登録ボタンを押して結果がサーバーから帰ってくるまでがどうしても1,2秒のタイムラグが生じます。したがって、そのタイムラグの部分はデメリットになりますが、一方で取り込みをほとんど同期もしくはエクセル入力にしてしまえば、タイムラグのデメリットを上回る大きなメリットがあります。弥生会計から切り替えた場合、特に複式簿記に慣れている方ほどあれ?と思うところがあると思います。しかしながら、会計ソフトは複式簿記を入力するためのソフトであるという既成概念を取り払って、freeeのメリットを享受して業務の合理化を図っていきましょう。