愛知県名古屋市金山の公認会計士・税理士なら山田会計事務所愛知県名古屋市金山の公認会計士・税理士なら山田会計事務所の「遺留分とは」のページです。

tel.052-339-2870 (平日9:00~18:00)
お問い合わせ

コラム・ニュース
COLUMN / NEWS

遺留分とは

COLUMN
2019.12.21

遺留分

遺留分とは

遺留分とは遺言によっても侵害することが出来ない相続人の権利のことをいいます。
被相続人は遺言によって特定の人に相続財産を渡すことが出来る一方で、相続人には最低限、自らの相続財産を取得できる範囲として遺留分が認められています。
例えば、遺言によって特定の相続人にのみ相続財産を譲ると定めているような場合や愛人など親族以外に相続財産を譲ると定めている場合などに、相続人は自ら遺留分を主張することにより最低限の権利を確保することが出来るようになっています。

遺留分が認められている者

遺留分は配偶者、子(及びその代襲相続人)、父母等の直系尊属に認められていますが、兄弟姉妹には認められていません。
遺留分の割合は原則として各相続人の法定相続分の2分の1ですが、相続人が直系尊属だけの場合は法定相続分の3分の1となります。
ただし、相続を放棄している者や相続人としての資格を欠格している相続欠格者、著しい非行があったとして相続人として排除された者については遺留分の請求を行うことは認められていません。

遺留分の対象となる財産

遺留分の対象となる財産は被相続人が死亡時に所有していた財産(及び負債)だけでなく、特定の相続人に対する相続開始前の生前贈与や相続人以外への相続開始1年以内の贈与も対象となります。

遺留分侵害額の請求

遺留分を侵害するような生前贈与や遺贈が行われた場合は、遺留分を侵害している他の相続人や受贈者に対して遺留分相当分の財産の受け渡しを請求できます。

裁判外での請求

遺留分の減殺請求は、遺留分を侵害している他の相続人や受贈者に対し書面(内容証明郵便等)にて遺留分の減殺請求をする旨の意思表示をします。

裁判での請求

裁判外での請求によっても効果がない場合は裁判による請求に移行します。
遺留分現在請求の裁判には調停と訴訟があります。まずは調停を行い、調停で合意が得られない場合は訴訟に移行します。

遺留分の減殺請求をする権利の消滅について

遺留分の減殺請求は相続の開始及び減殺すべき贈与又は遺贈があったことを知った時から1年以内に行わないに時効によって消滅します。また、相続開始の時から10年を経過したときも、同様に時効によって消滅します。